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日本共産党 金子てるよし  ねこのあしあと

ルールある経済社会へ

「早期化」「過熱化」が問題になっている就職活動について交流する「就活シンポ」が五日、230人の参加で開催されました。
私は、就活の体験を聞く分科会に参加しました。深夜の居酒屋で、週二日のバイトをしながら一年半の就活の末、今年の四月から委託加工業に勤務した女性は「交通費など確保するのにバイトは必須でした。インフルエンザにでもなれば就活が中断し破たんしていたと思う。就活生がいたらご飯を食べさせてほしい」と訴えました。
 チラシを見て参加した区内のAさんは「私は戦後、中国から引き上げて苦労したけど、労働運動の成果もあって仕事は九時始業で四時半終業だったの。今の実態のひどさにびっくりした。どうしたら人間らしい労働に戻せるのでしょう」と対話になりました。世代を超えた願いになっていることを感じます。
 笠井衆院議員は「97年に廃止された『就職協定』も十分に守られていなかった。今度こそ守られるルールを作る時」「企業活動と国民生活を両立させるルールを」と強調しました。本田由紀東大教授は「90年以降、大企業中心の競争社会が進化した」と指摘し、国際的に見て年齢が若く社会経験の少ない日本の大学生は「もっと守られるべき」と述べました。写真は「就活ルール」を議題として11/22政府内で行われた「新卒者の就職採用活動に関する懇話会」のメンバー表。「企業側」「労働団体・連合」「情報会社」の参加者は氏名の明記を断ったとか。なぜ名前を出せないでしょうか!
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 日本共産党は企業活動と国民の生活を両立させるための「ルール」が必要だと提唱しています。日本共産党は企業・団体献金を受け取らない政党です。だからこそ、国民の立場で、企業に正面からモノをいうことや、こうした社会的発信も可能なのです。
by terukaneko | 2010-12-12 22:18
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日本共産党 文京区議会議員 金子輝慶のブログ

by terukaneko
プロフィール
◎1973年9月26日 練馬区生まれ。2015年4月 文京区議選で2期目当選(文教委員会、地域振興調査特別委員会)。
◎根津・千駄木・弥生・向丘・白山の地域で活動しています。(千駄木1.2.5丁目、3丁目1~48 白山1丁目25~26、33~37)
◎96年東洋大学法学部卒業後、文京区内の建築設計事務所・総務部勤務。04年に発生した中越地震直後に党文京地区委員会が呼びかけた救援ボランティアに参加し、震度7を記録した新潟・川口町などで救援活動に取り組む。05年から党文京地区委員会勤務。
◎家族は妻と9歳の娘、4歳の息子。
◎メールkaneko★jcp-bunkyokugidan.gr.jp
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