日本共産党 金子てるよし  ねこのあしあと

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文京区「子ども・子育て会議」を傍聴して~公的保育の充実を求める声

 19日、文京区子ども・子育て会議(5回目)が開催されました。この会議体は「幼児期の子ども・子育てに関する重要性に鑑み、広く御意見をお伺いして、施策を推進していくため」(平成25年6月文教委員会での区の説明)に昨年、設置されました。
待機児の解消とともに、子どもの豊かな成長・発達を保障できる保育の質の確保について切実な願いが渦巻く中、区民が区に対し要望を直接伝えることのできる貴重な場となっています。
 現在、新年度からスタートする国の「子ども・子育て支援新制度」の下での子育て施策について決める「子育て支援計画」(平成27~31年までの5ヵ年計画)が議題になっています。
 この日も子育てに関わる各分野の方々が委員として熱心に参加され「支援計画」の各事業について活発な意見が述べられました。

◆自治体のあり方が問われる区の保育計画
 ある委員から“区の認可園の増設計画は私立のみと聞いたが、誘致がうまくいかないと(待機児解消が進まず)困る、区立を増やす余地を計画に残せませんか”と質問が出されました。区側は昨年、6園の私立認可園が開設できた実績があり、今後5年で増設する16園の私立園誘致計画は可能と答えるとともに、開設経費について、私立園は8割が国・都から助成されるのに対し、区立園には助成が無いことも区立園増設を計画しない理由に挙げました。加えて区側は保育園の運営費(人件費など)について、私立は国・都の助成があり区の負担は1/4で済むのに対し、区立は100%区の持ち出しになると説明。620億円もの貯金(基金)を持つ自治体の考えとは思えない説明に唖然としました。

◆保育士の処遇=保育の質 実態は明瞭なのに
 都の調査では勤続5年までの保育士の年収(正規職員)は公設公営314万円、社会福祉法人立269万円、株式会社立228万円となっています。離職を考えている割合は全体の2割に上ります。(株式会社立は一番高い18.6%)保育士の処遇は保育の質に直結します。こうした事実が明らかになっているのに、区は株式会社立含む私立園の増設しか計画しないのでしょうか。

◆区立園の増設に取り組む港区…区の姿勢は重要
同じ23区でも港区は207名定員の区立認可園(運営は指定管理)を来年10月に開設予定で「待機児対策の為に区立でも私立でも何でもやらなければという立場です」と明言しています。一方、文京区は子育て支援は「安上がり」に実施し「子どもの最善の利益」に背を向けています。こうした区の姿勢に疑問の声をあげている方々と一緒に区政の転換へ力を合わせてゆきたいと思います。
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by terukaneko | 2014-08-20 22:09 | Comments(0)



日本共産党文京地区委員会 青年 雇用 子育て相談室長 金子輝慶のブログ
プロフィール
◎1973年9月26日 練馬区生まれ。2015年4月 文京区議選で2期目当選(文教委員会、地域振興調査特別委員会)。
◎根津・千駄木・弥生・向丘・白山の地域で活動しています。(千駄木1.2.5丁目、3丁目1~48 白山1丁目25~26、33~37)
◎96年東洋大学法学部卒業後、文京区内の建築設計事務所・総務部勤務。04年に発生した中越地震直後に党文京地区委員会が呼びかけた救援ボランティアに参加し、震度7を記録した新潟・川口町などで救援活動に取り組む。05年から党文京地区委員会勤務。
◎家族は妻と8歳の娘、3歳の息子。
◎メールkaneko★jcp-bunkyokugidan.gr.jp
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